たとえば衝動のようなもの

衝動買いというものが、学生の頃はわかりませんでした。アルバイト経験に乏しく、お金がなかったというのも理由のひとつかもしれません。

今は社会人になって働いて、余裕があるとは言いがたいものの、決して苦しくはない生活を送っていて、そうなるとたまにしてしまうのです、衝動買い。

ストレスを発散する、というのとは少しニュアンスが違うんですが、自分の中で何かが行き詰まってしまったとき、それまで触れてこなかったもの、目を向けてこなかったものに手を伸ばしてしまう癖があるようで。新しい何かを強引にでも取り入れたくなってしまうのです。

 

そんな衝動買いの今回の獲物はこちら。

 今もこれを使って記事を書いています。

きっかけは、最近これの無線版が出たという記事を目にしたことでした。ただどうやらあまり評判は良くない?らしいというのと、家で使うぶんには有線でも困らないので、あえて古いほうに。HHKB の存在自体は以前から知っていたのですが。

最初パソコンに繋いで試しに文字を打ってみた時は、バックスペースがわからず、「HHKB バックスペース」で検索する始末。2番と3番のスイッチを入れ、C-hjkl の設定をし、やっととりあえず使えるようになりました(わかる人にはわかるでしょうか)。

無刻印モデルはタッチタイピングの練習になるという言をちらほら目にするのですが、もともとタイピングの練習をしたこともなく、ホームポジションなどもってのほかという自分にとって、果たして良い影響があるかは疑わしいです。

肝心の打鍵感は、自分のパソコンを持つようになってからずっと Mac のキーボードを使ってきた自分にはなかなか新鮮で、音も含めて気持ちよさがあるのはなんとなくわかります。コトコト、というか、パクパク、というか、そんな感じ。

とりあえず今年の目標のひとつに、タッチタイピングができるようになる、というものを追加しようと思います(余談ですが、他には英語を聞き取れるようになる、という目標も掲げています)。

 

この衝動が、良い方向にも向かってくれると良いのですが。